CCUS技能者アンケート結果から感じたこと

先日、CCUSについてお伝えしましたが、今回はCCUS（建設キャリアアップシステム）実施のアンケート結果（調査期間：2021年10月1日～11月5日　ご登録いただいている技能者様対象）をみて感じたことをお伝えしていきます。

 

 

 

質問項目は下記５つありました。

 

【質問１】CCUSに登録するメリットとして期待すること

 

【質問２】更に技能者の方のメリットをふやすために期待する取組

 

【質問３】就業履歴の蓄積方法

 

【質問４】若い技能者を増やしていくために必要なこと

 

【質問５】建設業やＣＣＵＳに関してご自身が不安に感じていること

 

 

その中から感じたことを二点お伝えします。

 

【質問１】CCUSに登録するメリットとして期待すること

 

この質問は今後、登録するかどうかご検討されている事業者様が気になるところかと思います。技能者様の期待することとしては

就業履歴が蓄積され、自分の技能・経験が評価されること（５４％）　でした。その他、客観的な評価に応じた手当が支払われているか、転職などの時に積み上げた技能や経験が証明できるかなど、CCUSの導入で就業履歴や経験などが客観的に評価されているかどうかということに関心を寄せていらっしゃる方が半数以上であることがわかりました。

 

【質問３】就業履歴の蓄積方法

 

「カードリーダーへのタッチをやったことがある」（４８％）に対し、「カードリーダーへのタッチをやったことがない」（４１％）という結果でした。意外とタッチをされていない方が多いのに驚きました。カードリーダーにタッチしなくては就業履歴の蓄積になりません。今後、タッチすることにより、技能者の方の就業履歴の蓄積によるメリットなどが普及すれば、ＣＣＵＳへの登録や導入現場もさらに増えていくのではないでしょうか？

 

ＣＣＵＳにご登録の技能者の皆さまは、是非、就業時、終業時などの際にはタッチを行ってください。

今回のアンケートは約二年前のものでしたので、次回の新しいアンケート結果が楽しみです。

 

かけだし補助者　小栗